メールマガジン「もったいない店」バックナンバー1〜4
口べたの美容院
初めての美容院に行きました。落ち着いた雰囲気のとてもきれいなお店でした。
美容師さんは男性でした。
カットはとても丁寧で、仕上がりにはとても満足出来ました。でも、、
髪を切ってもらいながら、「私、○○県から引っ越して来たばかりなんですよ。
この辺りはとてもきれいな街ですよね〜」と言ったら,
その美容師さんはびっくりするような言葉を返してきました。
「え?…そうですかねえ…○○県ってそんなに汚いんですか?」
よくよく聞いてみると、その方もよそから越して来られた方でどうもこの街が
好きになれないんだそうです。だからといってこの表現はどうかと思いません?
さらに、切る前の私の髪型をみて、「これを切った美容師が何を考えてたんだかわからない。今どき
こういう切り方はしない」など言われて、自分がけなされているようで気分が沈んでしまいました。
いくらカットが巧くても、「○○県ってそんなに汚いんですか?」という言葉の方がインパクトが強く、
どうしても次回も行こうという気にはなれませんでした。
★ささやかな改善策のご提案
当たり前の話ですがマイナスな言葉は避けるべきでしょう。
どうしても会話が苦手な方な方は無理に話さなくてもよいと思います。
普通に相づちさえ打っていてくれればそれでいいのだと思います。


ぐったり疲れているケーキ屋さん
ハンバーガー屋さんでの出来事です。目の前に親子連れが座っていました。私に対して背中向けの
お母さんと息子。正面にお父さん。息子は楽しそうにお父さんに話しかけます。
ところがこのお父さん、ぐったり疲れきっています。ブスーっと頬杖をついて息子の問いかけにも無視。
お母さんも気をつかって黙っている様子です。
ヒドいお父さんだなあと思いながら、その顔を見ていると(あれ?どっかで見た顔だなあ。誰だっけ?)
私はチリドックを頬張りながら必死で思い出そうとしました。
あ!ケーキ屋さんだ!
すぐ近くに出来たケーキ屋さんでした。どのケーキもとても可愛くてセンスがよく味も美味しくて、
素敵なお店でした。ご主人とも少し会話をした覚えがあります。もちろん、その時はニコニコされていて…
それからは前ほど行かなくなりました。
どうしても、このイチゴのショートケーキをぐったり顔で作ってるのかななどと考えてしまって…
★ささやかな改善策のご提案
新しくお店を出されたばかりでいろいろな事があるのだと思います。ぐったりするなとは言いません。
ただ、その時ご主人は、調理着の上にカーディガンを羽織っただけという、私が思い出しやすい格好
でいらっしゃいました。仕事着でいるうちは、たとえ外でも仕事の顔を忘れてはいけないのではないでしょうか?


お客さんに聞いてはいけない一言
みなさまはお店で聞かれて「困っちゃうなあ」と思うのはどんな言葉でしょう?
私は、「お味はいかがでしたでしょうか?」です。
こう聞かれると、私を含め、たいていの人はたぶん「美味しかったです」としか言えないと思います。
これはきっと日常生活における「私、いくつに見える?」と同じくらい答えにくい質問だと思います。
ちなみにこう聞かれた場合、相手が40歳くらいかなと思ったら「えー、34,5くらい?」と私は答えています。
★ささやかな改善策のご提案
「美味しかった」という言葉を聞いて単に安心したい場合は別として、お客さんの本心を知りたい場合は、
アンケートなどをお願いするのがいいのではと思います。ただし貴重なご意見を頂く訳ですから、
なんらかのお礼はすべきだと思います。割引券でもなんでももらえる方は嬉しいものです。
きっとちゃんと書いてやろうという気になると思いますし参考になる意見がいただけると思います。


お手本にならないブティック
あるブティックの若い店員さんなのですが、たいていの店員さんと同じでいつもそのショップの洋服を着ています。ただ、彼女の場合着方がイマイチなのです。シャツもパンツもクシャクシャ,シワシワ。
私が靴を手に取って見ていたら、「それ、これです」と自分の足を上げてドロドロに汚れた靴を
見せてくれました。何も言えず「あ…そう…あはは」と思わず、笑ってしまいました。
★ささやかな改善策のご提案
店長が気にして、注意すべきだと思います。そして、その店の洋服を着る人はすべてその店の広告塔
であると認識すべきです。

